ネイチャー生活倶楽部

肌の悩み

手荒れ・主婦湿疹

 以前は、安い洗剤が主流で、油汚れもよく落ちるのでバンバン洗ってどんどんシンクに流して・・・自分たちで使うもので川や海を汚してしまう。そして同時に生じてきたのが、強い洗浄剤による手荒れの悩みでした。全国の皆様から悩みをいただき、洗剤以外にも、重層を使ったり油をふき取り、布やアクリル等で汚れを落としたりしてみましたが、カレー皿に油汚れ、ミートソース・・・どうしても洗剤が必要な時もありました。そこで、まずこのひどい手荒れがどうやって起こるのか、そこから調べ始めました。

手荒れ・手湿疹はなぜ起こるの?

 手荒れは皮膚がカサカサすることから始まり、どんどんひどくなっていくと、ヒビ割れが出来たり指紋が消えたり、手全体の皮膚が硬くなることもあります。皮膚科ではこうした全ての手荒れの症状をまとめて手湿疹と呼ばれています。利き手の親指・人差し指から始まることが多く、ひどい時には手全体にかゆみや赤み・水ぶくれを伴ったひどいブツブツができることがあります。生活をしていくうえで、洗い物をしないわけにはいきませんし、特に冬場はお湯で痛い思いをし・・・とても辛い毎日でした。

 この辛い手荒れは、皮脂膜がなくなり、外からの異物から自分を守るためのバリアがなくなってしまっている状態です。健康な状態なら皮脂膜が肌を守っていますが、乾燥して皮脂膜が減ると洗剤をはじめとする異物から身を守ることができず、肌内部の水分がどんどん奪われてしまいます。
 手荒れそのものは、水仕事をする方、職業柄よく手を水にさらす美容師さん、コックさんなども多く、年齢に関係なく起こってくることも分かりました。
 手も肌の一部です。しっかり仕組みと原因をおさえて手当てをすることで落ち着いてくることを知りさらに深く追究しました。調べてきた原因をご紹介します!

手荒れ・手湿疹が起こる理由は?

お湯・洗剤などによる手の皮脂の取りすぎ

 肌には、汗を出す「汗腺」と皮脂を出す「皮脂腺」があります。そこから出た汗と皮脂で「皮脂膜」をつくって肌を守っていますが、手にはそもそも「皮脂腺」がありません。なので皮脂膜がそもそも少なく、守ってくれるバリアがあまりないんです。

 もともと少ない皮脂がお湯や洗剤によってなくなってしまうと、外からどんどん刺激となるものが入ってきて「手荒れ」が起こってしまいます。また、手荒れするとさらに表面が荒れて、手そのものの水分がますます失われてしまいます。

洗浄力の強い洗剤での刺激

 油でギトギトのお皿やカレーなど、どうしても落ちにくい汚れには、洗剤をついつい多めに使いたくなりますよね!?それでも強すぎる洗浄剤は、手を乾燥させますし、洗剤そのもののが刺激になってかぶれてしまうこともあるんです。

手荒れ・手湿疹を改善するためには

1. 皮膚科専門医に相談しましょう

 やはり重度の手荒れになってしまった場合、毎日手当てしても治らないことも多く、必要なら皮膚科を受診しましょう。調べてしたところ、手荒れの治療にはこうしたものがよく使われていることも分かってきました。
・ワセリン
・亜鉛化軟膏
・尿素軟膏
・ヘパリン類似物質含有軟膏
・ステロイド外用薬

2. 水分・油分を補い肌のキメを整えることで、乾燥を防ぎ、外から洗剤などの刺激物が入ってくるのを防ぎましょう

 肌のバリアを復活させるためには、水分・油分を補うことが大切です。毎日手洗いや水仕事をすると、なかなか治りが遅くなってしまいますが、炊事洗濯をしないわけにもいきません。そこで手や指にも水分をたっぷり与えたり、水分が逃げないよう、油分でふたをすることが大切でした。顔には化粧水やクリームを塗りますよね?それと同じです。手や指も顔と同じ皮膚でつながっています。肌にしっかりと手当てをするように、荒れてしまった手にも手当てが必要です!
※ただし、すでに炎症やカユミがある場合、いつも使っているものでも刺激に感じてしまうことがあります。ご自分の肌と相談しながら手当てしてください。

3. その他にも様々な手当てがあります

・ゴム手袋をはめることは必須です。人によっては食器洗いだけでなく、なんと洗顔やシャンプーでも刺激になってしまうことがありますので、水仕事の時だけでなく、シャンプーや洗顔の際にもゴム手袋を使われる場合もあります。

・食器を洗う際には、洗う前に汚れを新聞紙やキッチンペーパーなどで拭き取ったり、ぬるま湯に予めつけおきしたりして、洗剤そのものの使用量を減らすようにしています。
 調べていく中で、こうした現状や昔の生活を知り、重層を使ったり油をふき取り、布やアクリル等で汚れを落としたりすることから始めています。ただ、洗剤に慣れ切ってしまった所もあります。油汚れを落とす時は、どうしても洗剤に頼ることもあります。
 そこで、生活・環境負荷・排水管から排水溝、全国の皆さまの悩みからいただく、辛い手荒れをどうにかしたいという一心で『台所用洗剤』を創り上げました。詳しい資料などもご準備しておりますので、いつでもお声かけください。