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ネイチャー生活倶楽部

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活動へのご連絡:午前9時~午後5時(平日)

活動家のご紹介

ココヴィラージュ 渡邉始枝様

阿蘇くじゅう国立公園2万6千坪
美しい原野に安らぎの場“ヴィラージュ”を
創りたい。

ココヴィラージュ オーナー
スパ・グリネス 代表取締役 渡邉 始枝氏

http://spa-greenness.com/

雄大な景色が広がる阿蘇くじゅう国立公園。大分県との県境にほど近い
九重高原の登り口の2万6千坪の広大な土地に、スパ・宿・美術館・エステなどの
リゾート施設“ココ・ヴィラージュ”を開設した社長の渡邉始枝さん。
さらなる構想を目指し躍動する渡邉さんにお話を伺いました。

渡邉 始枝(わたなべもとえ)
ココヴィラージュ オーナー/スパ・グリネス 代表取締役

熊本県阿蘇郡小国町生まれ。1男2女の母親。地元の高校を卒業後、父親の経営する橋本建設に勤務し経理を担当する。H13年2月に代表取締役に就任、経営全般に携わる。H16年3月瀬の本を新天地とし、九州阿蘇くじゅう国立公園に広がる広大な敷地を買い求め村を創り始め、村人第1号となる。

「ココヴィラージュ」が創り上げてきた商品

渡邉社長が経営する
スパ・グリネスの玄関。

同じくスパグリネスの受付から
各部屋へつながる中庭。

ココヴィラージュ内の
「岡本陸郎美術館」の外観。

ココヴィラージュ内の陶器と
和のインテリアの店「桃花庵」。

最初に感じた大自然の安らぎを多くの人と分かち合いたい、
それがヴィラージュ構想の始まりでした。

「だれにも渡したくない!」と思った、
外輪山と阿蘇谷が目の前に広がる絶景。
この地に立った感動とやすらぎ感を
多くの人と分かち合いたいと、
一歩を踏み出した渡邉社長。

 知人から阿蘇の2万6千坪の土地を買わないかと言われ、はじめは購入する気は無かったのですが、好奇心旺盛な私はその土地を見に行ったのがきっかけ。そこで見たあまりに美しい景色に声も出ないくらい感動してしまいました。ちょうどそのころ、本業の社長という仕事に疲れていたせいもあって、一目でこの場所が気に入ってしまいました。といっても2万6千坪をどのように使うか・・・、具体的な画企はまったくなく、ただ、だれにも渡したくない。でもこんなに大きな買い物をして大丈夫だろうか・・・、葛藤の日々でした。
 この土地は阿蘇くじゅう国立公園の一部、自然公園法の条例に守られています。勝手なことはできません。それでも「この美しい大自然を多くの人と分かち合いたい」という一心で、「多くの人々のやすらぐ場所を創ろう」と手探り状態で調査を始めました。

全国にもほとんど例がない、
九州で唯一の国立公園内での施設創り。

 まず、この土地で何ができるか、自然公園法など全く知識がない状態で1年間環境省に通いました。本業の橋本建設の一級建築士と一緒に自然公園法の勉強をしていく中で、「何かやれるのでは・・・」という感触は得られ、とうとう土地を買おうと決断しました。
 幸いなことに「事業地」としての許可がおりていたので、皆さんの後押しがあって環境省にも事業計画書を出すことができました。それは、美術館あり、旅館あり、レストランあり・・・、自然の中でくつろぎ、日常を忘れさせる唯一無二のヴィラージュ創りの第1歩でした。

九重の山々に囲まれたココヴィラージュ。

この雄大な景色がいつでも
手の届くところに見えます。

秋は、ススキの穂が
太陽の光を受けて銀色の波景色。

試行錯誤を繰り返し苦難を乗り越え、何もない状態から造り上げていく喜び

お客様に大人気のスパ・グリネスの和朝食。

 まずは温泉を掘削して『スパ・グリネス』を開設。離れ形式で日帰り、または1泊朝食付きの温泉施設です。雄大な景色がテラスから眺められる部屋や森林に囲まれた回廊式の部屋など全8室。森の中に点在するよう自然に溶け込む設計になっています。自然のパワーと最高のロケーションが、疲れを一気に癒してくれる“場”を創ることができました。
 1泊朝食付のシステムにしたのは、スパ・グリネスを基にヴィラージュ全体を楽しんでいただくため。夕食は、ヴィラージュ内のレストランで、あるいは地元の食材を調達してバーベキューや簡単な自炊など、さまざまな楽しみ方ができるようにしております。
 ここに来るまでにはさまざまな試行錯誤があり、開業2年間は赤字が続きとても苦しい時期でした。わらをもすがる思いでコンサルタントを入れ、サービスから料金体系からすべて見直しました。コンサルタントは朝食はパンのブレックファストにと言いますが、私は、「こんな田舎でパンは無いでしょう…白い炊きたてのご飯とお味噌汁、漬物・・・田舎のおばちゃんの心のこもった料理が一番」と、スタッフからも反対されながらも和の朝食を押し通しました。その朝食が、今ではお客さまに支持されています。
 旅館業は全く素人なので、ほかの旅館や料理屋さんに行っては料理や器、接客などを勉強して、『スパ・グリネス』ならではのサービスを創りあげてきました。

イギリスの絵画が掛けられ、
落ち着いた雰囲気の森の間の寝室。

回廊式になっているので、ダイニングの
先にベッドルームが見えます。

スタッフと喧嘩しながらも
スパ・グリネスのサービスを独自に
創りあげた渡邉社長。

 2万6千坪の土地という大きな買い物をして苦労もありましたが、それまで親のレールに乗って学校も仕事も言われたとおりに生きてきた私にとって自分でやれることに喜びを感じています。現在、未開発のエリアを別荘地として開発しています。スパ・グリネスでの経験を生かして、企業などに多目的な別荘地のご提案をさせていただきここでしかないくつろぎのヴィラージュを創り上げていっているところです。

別荘の図面 未開発のエリアを別荘地として開発する予想図。