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ネイチャー生活倶楽部

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TEL.0120-666-265

お申込み:午前9時~午後9時(年中無休)

活動へのご連絡:午前9時~午後5時(平日)

活動家のご紹介

こぐまplace 園田正世様

お母さんと赤ちゃんが密着する魔法の
抱っこ紐“スリング”子連れの外出が、楽に、
自由に、心地よく―そんなスリングを届けたい!

こぐまplace
取締役 園田 正世氏

https://www.babywearing.jp/

子育て中の苦労や大変さを抱えているのに、周りからは理解や協力を得られない。
孤立感を覚えた園田正世さんは自ら子育てサークルを立ち上げました。
そこで出会ったのが海外の抱っこ紐“スリング”。
それまで感じていた子連れでの外出の苦労が一気に解決できると感動したそうです。
園田さんはそれだけで終わらず、自らより良いスリングの開発に向けて動き出したのです。

園田 正世
こぐまplace 取締役

静岡大学を卒業後、コンサルタント会社に勤務。専業主婦になり子育て中の1999年、米国生まれのスリング(だっこひも)と出会う。その体験からスリングの心地よさを広めようと起業、2001年ウェブサイト「北極しろくま堂」をオープンした。
独自に改良したオリジナルのスリング・キュットミー、おんぶひもなど、赤ちゃんとお母さんが一緒に出かけられるグッズをネット販売。

「こぐまplace」が創り上げてきた商品

お母さんも子どもも喜ぶ、抱っこが楽しいスリングの数々

子育て中に感じた孤立感からサークルを開設
そこで出会った魔法の紐“スリング”―この素晴らしいものを多くの人に届けたい

 誰でも外で子どもに泣かれて、こちらが泣きたい、ということがありますよね。私も公民館に住民票を取りに車ででかけた時の事。二人の子を抱え、おまけに下の子は生まれたばかり。駐車場から建物の入り口までが遠く、思い切って入り口そばの障害者用駐車場に駐車してもいいかと尋ねると「ダメです」と一刀両断。ショックでした。知りあいに話すと「疲れてるのよ」と一言で片付けられる始末。社会全体から拒否された気持ちがしたものです。
 育児はつらいものでした。今思えば育児の本などの情報に振り回わされ、24時間マニュアル化した子育てに明け暮れ、自由は奪われかなり欲求不満の毎日でした。自分が満足できる子育てって、何だろう・・・悩んだ末、友人と子育てサークルを立ち上げました。スリングに出会ったのは、そんな時。初めてスリングを使ったとき「これがあれば、子どもと一緒に出かけられる!」そして、一番驚いたのは、子どもがよく寝ること。まさしく魔法の抱っこ紐でした。

ホームページで、少しずつ
拡まっていったスリングの数々。

もっと使いやすいオリジナル商品の開発
“ベビーウェアリング”という考え方を日本中へ

子どもも3人に増え、帰りには会社にきて
宿題を。親子のコミュニケーションも取れ、スリン
グのベビーウェアリングの考えに通じるものが・・・。

 当時スリングは日本では販売されておらず、とにかく良さを伝えようと自ら一箱単位で輸入し、チラシを作っては知り合いに紹介して1本ずつ届けるという具合でした。やっとホームページを立ち上げてからは、全国に広がり少しずつ利用者が増えていきました。
 しかし輸入品は満足のいくものではありませんでした。もっと日本人が使いやすい物はないかと悩んでいた時、「スリングは、サイズ選びが難しい」と利用者の声を聴いたのです。それをヒントに「フリーサイズ」というオリジナル商品の誕生につながったのです。
 スリングは保護するためにお母さんの肩に当たるところに綿が入っていて、赤ちゃんの頭が当たるところにも綿が入っています。それを自由に動かせるようにして、誰でもジャストフィットするフリーサイズの抱っこひもに改良したのです。さらに、安全性・強度、通気性を良くするために、生地は特注で織ってもらっています。
 スリングは“ベビーウエアリング”、つまり赤ちゃんを身にまとうように一緒に密着していられる道具です。ところがベビーウエアリングという発想は日本にはなく、商品のカテゴリーがありません。だから、安全マークをつけられない。しかし、同じテストはできるので、強度テストは工業試験場で安全マークと同様のレベルをクリアしています。
 スリングに出会った頃は赤ちゃんだった二人目のわが子も8歳になり、その後もう一人できて三人の子育て中です。小学生の上の子二人は、学校帰りに会社に来て宿題などをやっています。私的にはスリングは卒業しましたが、子どもと触れ合いながら仕事ができる環境はスリングの“ベビーウエアリング”という考え方に通じているように思います。

 これからもお母さんたちのためになる商品を発信し、何よりも“ベビーウエアリング”という考え方を広めたい。赤ちゃんがお母さんと密着して、なおかつ家に閉じこもらずに一緒に出かけられる社会にしたい。最近のお母さんの中でだっこが出来ない人がいることに気付きました。スリングがきっかけで赤ちゃんをギュっとだきしめながら、母と子の距離が縮まる子育てをして欲しいと強く願います。

東京自由が丘にもサロンを新設。
木目調のサロンには、可愛いスリングや洋服が
ディスプレイされています。

「女性起業家賞」などの受賞も多い。