ネイチャー生活倶楽部

えぇ~っ!髪に良かれと思って使っていたシャンプーが台所用洗剤レベル!?

シャンプーメーカーの方
シャンプーメーカーの方

台所用洗剤は汚れがよく落ちるし、
価格が安いんです。
だからシャンプーも台所用洗剤も、
一般的には同じ
石油系の界面活性剤(ラウリル系)
を使っています。

30年前に知って驚いた、シャンプーの現状です。

シャンプーの主原料は水と洗浄成分(界面活性剤)です。
日用品は安価で汚れ落ちの良さが求められるため、多くのシャンプーには台所用洗剤と同じ「石油系界面活性剤」が使われていました。
そしてそれだけでは洗った後、髪がバサバサになってしてしまうので、リンスやコンディショニング剤(シリコン類・ポリマー類)が必要なこともわかりました。また、見た目や香りを良くするためにシャンプーにはさまざまな添加剤も使われており、それが頭皮にとって刺激になる場合があることもわかりました。

えっ!こんな原料まで!?
一般のシャンプーには、石油系を始めとして、気になる原料がたくさん使われていました。

目的 構成成分 成分名
洗浄・泡立ち 界面活性剤 ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・オレフィンスルホン酸など
キレート剤 EDTAなど
コンディショニング
(きしみを無くす)
ポリマー類  
シリコン類 ジメチコン・シクロペンタンシロキサン・ポリクオタニウム-10など
カチオン界面活性剤 ポリクオタニウム-10など
色づけ パール剤  
着色料 赤色〇号・青色〇号など
毛髪保護 保湿剤 BG・グリセリン・ベタイン・PCA-Na・加水分解シルクなど
香りづけ 香料  
防腐・品質安定 防腐剤 パラベン・安息香酸・サリチル酸・フェノキシエタノールなど
PH調整剤 クエン酸、乳酸など
粘度を出す 増粘剤 セルロースなど
各種成分を溶かす