ネイチャー生活倶楽部

増え続けるアレルギー・アトピー・花粉症…どうにかしたい!さまざまな専門機関の方に、“原因や対策方法”をお伺いしました。

増え続けるアレルギー・アトピー・花粉症…どうにかしたい!さまざまな専門機関の方に、“原因や対策方法”をお伺いしました。

【アトピー性皮膚炎対策】

“生後すぐに保湿”することで、アトピー性皮膚炎の発症を3割以上抑える可能性が発表されています。

「生後すぐに保湿することで、アトピーの発症を抑える可能性」が発表されています。

国立成育医療研究センター(東京都)の発表によると、新生児のころから保湿剤(ワセリンなど)を塗ることにより、アトピー性皮膚炎の発症リスクを3割以上抑える可能性がある―とのこと。
直接、センターを訪れ伺うと、「アトピー性皮膚炎は、アレルギーマーチの第一歩の可能性があり、予防法を確立することで他のアレルギーを食い止めることが出来るかも知れない!」と、仰っていました。
塗り続ける期間や、保湿剤の種類など、多くの研究課題はあるようですが、少しでも発症予防の可能性が見えてきたことは、とても嬉しいことです。
では、発症してしまったアトピー性皮膚炎はどう対応できるのか、これからも私たちは調べていきます。

【花粉症対策】

花粉症は今や日本人の4割に!
子どもの花粉症も増えていました。生活の中でできる対策を調べました。

日本医科大学 医師 大学院教授
日本医科大学附属病院 耳鼻咽喉科 部長
奥田記念花粉症学等学術顕彰財団理事長
大久保 公裕 教授
花粉症研究第一人者 大久保 公裕 教授
近年様々な治療薬や治療法ができて、症状を緩和することも可能です。発症したら早めに治療を受けましょう。

日本人の4割は「花粉症」―年々増加しています。

メガネ、マスクはもちろん、花粉が付きにくいツルツルした素材の服を着用しましょう。

現在、日本におけるスギ花粉症の有病率は38.8%と報告されています。コロナ感染拡大によりマスクを日常的に付けているため、軽症患者は減りましたが、重症者は変わりません。くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ると、肌荒れはもちろんですが、コロナ感染のリスクが非常に高まります。花粉の飛散状況を押さえて、準備を万全にしてください。

外出から帰ったらすぐ手や顔を洗って、「保湿」をしてください。

シャワーがベストですが、手と顔を洗うだけでもOK。

肌や髪に付着した花粉を落とすことも忘れないで。屋内ではあまり花粉の心配はありませんが、外から持ち込んだ花粉がくっついたまま肌を擦ったりすれば、症状が出ることもあります。洗ってきれいに落として、肌を良い状態に保てるだけの保湿分を補給しましょう。

生活の中で出来る対策もあります。

布団は外に干さない、掃除をこまめにするなど、屋内から花粉を排除する対策も必要です。軽い運動をして基礎代謝を上げて、この時期を乗り切ってください。

コロナ禍での花粉症対策、ここに注意。

換気する時は、カーテンや網戸をすると花粉の進入が少なくなります。

帰宅時に玄関先で服に除菌・消臭スプレーなどを使いましょう。服をぱんぱん払うのはNG!

メガネをかければ、花粉症だけでなくコロナ感染のリスクも減らせます。

マスクしてくしゃみをすると、飛沫は後ろに飛びます。くしゃみ、鼻かみは人のいないところで。

【アレルギー・アトピー・花粉症対策】

アトピー性皮膚炎に臨床結果が出ている、唯一の天然原料“サクラン”。
この“サクラン”と巡り合い「原液」を創ることができたことで、私たちも日々大変助けられています。