




30年前に知って驚いた、シャンプーの現状です。
シャンプーの主原料は水と洗浄成分(界面活性剤)です。
日用品は安価で汚れ落ちの良さが求められるため、多くのシャンプーには台所用洗剤と同じ「石油系界面活性剤」が使われていました。
そしてそれだけでは洗った後、髪がバサバサになってしてしまうので、リンスやコンディショニング剤(シリコン類・ポリマー類)が必要なこともわかりました。また、見た目や香りを良くするためにシャンプーにはさまざまな添加剤も使われており、それが頭皮にとって刺激になる場合があることもわかりました。
| 目的 | 構成成分 | 成分名 |
| 洗浄・泡立ち | 界面活性剤 | ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・オレフィンスルホン酸など |
| キレート剤 | EDTAなど | |
| コンディショニング (きしみを無くす) |
ポリマー類 | |
| シリコン類 | ジメチコン・シクロペンタンシロキサン・ポリクオタニウム-10など | |
| カチオン界面活性剤 | ポリクオタニウム-10など | |
| 色づけ | パール剤 | |
| 着色料 | 赤色〇号・青色〇号など | |
| 毛髪保護 | 保湿剤 | BG・グリセリン・ベタイン・PCA-Na・加水分解シルクなど |
| 香りづけ | 香料 | |
| 防腐・品質安定 | 防腐剤 | パラベン・安息香酸・サリチル酸・フェノキシエタノールなど |
| PH調整剤 | クエン酸、乳酸など | |
| 粘度を出す | 増粘剤 | セルロースなど |
| 各種成分を溶かす | 水 |